Hejsan! スウェーデン語専攻4年のikoです。私は3週間ほどのサマーコースと約10か月のコース、計2つのコースに通ったのですが、メインとなった長期のコースに注目して私のスウェーデン留学について紹介できたらと思います🇸🇪✈️
基本情報
🗓️留学期間:2023年8月~2024年6月
🏫Grebbestads Folkhögskola
✏️コース:テキスタイルコース(テキスタイル=「布」や「織物」と訳されるそうです)
💰費用:寮費+材料費=70万弱
通信費komviqの5ギガプラン145kr/月=13000円くらい
平日晩、土日祝の自炊や外食+生活雑貨=20万くらい
保険22万くらい
その他交通費や旅行費、往復の航空券をプラスして11か月の留学で合計約200万
※節約も頑張りましたが、ほぼ全部の休みで旅行に行き旅行先ではしっかり楽しんでいます、、!

学校について
・スウェーデン第2の都市ヨーテボリから電車やバスを使って北に2時間ほど、西海岸に位置する港町がGrebbestadです。学校のすぐ近くに海があり、海辺を散歩したり大きな石に寝そべって日向ぼっこしたり、水がある景色が大好きな私にとっては最高の環境でした!
・陶芸のコースや木製の家具を作るコースなどテキスタイル以外にも様々なコースがありました。港町という特徴をいかして海洋生物学を学べるコースもあり、船舶免許を取得した友人もいました 、、!
・学校に通う人の年代は本当に様々で、私の通っていたテキスタイルのコースは18歳から60代まで特に年齢の幅が大きかったです。自宅から通ったり家を借りたりしている人もいましたが、学校敷地内の寮に住む人が多かったです。平日の朝昼の食事は寮費に含まれているので、同じく寮に泊まっている友人たちと一緒に食べていました。また、共有のキッチンがあるので平日の晩ごはんや週末はそこで料理をしたりおしゃべりをしたりと、コミュニケーションの場になっていました。
コース内容について
・草木染めや機織り、服作りなど多岐にわたってテキスタイルに関する技術を学びました!様々な技術を学んだのですが、特に楽しかったのは機織りです。自分で毛糸を紡ぐところから始めてマフラーを織ったり、糸を購入して布を織り、その布を裁断して服を作ったりと一つの作品にかける時間が長く、ひとつひとつが思い出の詰まったものになりました。学校の敷地内にある寮に泊まっているため24時間いつでも作業をすることができ、クラスメイトたちと「どんな感じ??」と話しながら夜遅くまで作業をするのもとても楽しかったです。
・「リサイクル」をテーマにファッションショーを行いました。学校近くの教会と協力をして、Loppis(地域のフリーマーケットのようなもの)から使わなくなった服や布などを集め、それらを材料にして新しく服を作りました。学校内の他のコースに通う人たちにモデルとなってもらったのですが、採寸や相談などのコミュニケーションが難しいこともありました。しかし、最後には満足のいく出来になり、モデルの人は「めっちゃ気に入ったよ、ありがとう!!」と服を持って帰ってくれ、嬉しかったです。
・全体を通して、与えられた課題をこなすのではなく、学んだ技術を使って自分の作りたいものを作ることが求められたので、正直とても難しかったです。しかし、たくさんの好きとアイデアをもっているクラスメイト達がとても素敵だと思え、自分も段々と「こんなものがつくりたい!」と考えられるようになって、最後には大きな達成感がありました。




留学生活について
スウェーデンでのリアルな暮らしを経験することができ、本当に忘れられない時間になりました。コース内で行ったことももちろんですが、映画を見たり散歩をしたり料理をしたりドライブをしたりと友達と過ごした時間がやっぱり大切な思い出になっています。言語の壁にぶち当たることも多かったですが、周囲の人たちの優しさや一人時間も尊重してくれるところ、豊かな自然の中でゆっくり流れる時間に救われて、やっぱり頑張ろうとまた自分から話しかけていくことができました。 休みを利用してスウェーデン国内外、多くの場所に旅行に行けたのもとてもよい思い出です。友人と行ったり一人で行ったりとそれぞれの旅に異なる思い出が詰まっています。2週間の冬休み旅行の後、学校近くの景色を見て「帰ってきた、、!」と安心感を覚えたのがなんだか不思議で、それと同時に嬉しかったです!
留学を通して考えたことや感じたことは今の自分の生活にとても大きな影響を与えているし、留学をしてよかったと心の底から思うことができます!



ここまで読んでくださりありがとうございます、これから続く留学体験記も楽しみにしていてください🇸🇪⭐️
Tack och vi ses!